2021年の紅白歌合戦にサプライズで登場し話題になった藤井風。
藤井風の魅力は?
藤井風ってどんな人?
藤井風と片づけの共通点って何?
そんな疑問を持つなあなたに、藤井風の魅力や人柄、さらに私こんまり流片づけコンサルタントの池田やよいが「藤井風の歌」と「こんまり片づけ」との共通点をお伝えします!
あわせて藤井風のネットでの評価や評判、口コミも紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
藤井風の魅力と人柄
藤井風の魅力は?
- どんな曲でもサラリと弾けちゃう抜群のピアノ技術
- グルーブ感のある岡山弁。
- 聞く人を楽しませたい気持ちがあふれているエンタメ性
- 飾らないありのままの感じ
- 20代とは思えない歌詞の世界観
ではないでしょうか。
詳しくみていきましょう。
藤井風の魅力といえばピアノ技術
藤井風の魅力と言えばクラシックからジャズ、洋楽からポップ・演歌にいたるまで、何でも即興で弾き語りができるピアノの技術と歌の知識量の多さ。
なぜそんなことができるのかと言うと、父親からのすすめで3歳になる前から始めたていたピアノを、食事をするように何の疑問もなく毎日毎日練習してきたことがベースにあり、学校の帰り道にはさんざん遊んでも、家に帰ってからは遊びには行かずピアノを練習していたから。
中学2年生になるころにはお稽古ではクラシックピアノを学びつくし、それと並行して小さなころから父親に色々なジャンルのピアノの弾き方教えてもらい、さらに兄弟の影響で歌謡曲やポップスなどにも触れていたそう。
ちなみに藤井風は岡山県出身、1997年6月14日生まれ。
4人兄弟の末っ子です。
父親のすすめで12歳のお正月に始めてYouTube配信した【嵐】ARASIのEverything
何でも耳コピできちゃう天才と思いきや、藤井風のピアノは地道な練習の賜物だったようです。
藤井風の魅力と言えば岡山弁
藤井風の歌の中では、普段あまり聞きなれない岡山弁がたくさん出てきます。
しかもその岡山弁がメロディーに乗ると、とても自然でカッコイイ!!!
これはとても新鮮でした。
彼は曲の中で”グルーブ感”を出したかったところ、たまたま自身で話している岡山弁が一番ピタッとハマったので起用したそう。
たとえば、藤井風のデビュー曲の「何なんw」は岡山弁がそのまま曲のタイトルになっています。
グルーブのきいた曲に、今まで聞きなれなかった岡山弁が乗ってもまったく違和感なくカッコイイのは、岡山県出身の藤井風ならではの魅力ではないでしょうか。
藤井風のもう一つの魅了はエンタメ性
藤井風はyoutubeで様々なジャンルの歌を弾き語っていますが、ある時期から見た目をその歌手に近づけたり小道具を使ったり、ただ歌うだけではないエンタメ性を発揮しはじめます。
2010年に父親のすすめで始まったYouTube配信も、ただ弾き語っているよりも、もっと視覚的におもしろいことはできないか?という、彼の中に元々あった「人を楽しませたい」思いがどんどんわき上がってきたのが仮装をはじめるキッカッケになったそう。
もちろん、何でも弾けて歌えちゃうところも魅力ですが、仮装までされると、お笑い芸人的な親近感を覚えるところも魅力です。
例えば、ちびまるこちゃんの主題歌を歌う藤井風は、おかっぱのカツラをかぶって赤いパーカーを着て、曲のアレンジの大人っぽさを考えてか、胸も大きくしているところがおもしろいです。
藤井風の原点でもあるYouTube配信で、弾き語っているだけではなく、ビジュアルをその歌手に寄せていったり、小道具を使ってみたり、面白くありつつもアレンジもおしゃれにしっかりと歌い上げているところが彼の魅力の一つであると思います。
飾らないありのままの藤井風感
藤井風の歌だけを聞いていると「凄さ」を感じますが、一方で、実際に彼のYouTubeの「ねそべりはい配信」を見てみると、自分の部屋らしき場所からパジャマっぽい格好のまま、ぼそぼそとした岡山弁で話していて、まったくカリスマ性は感じません。
むしろこちらは、その辺にいる近所のお兄ちゃん的な不思議な親近感を持ってしまいますが、そこが彼の魅力でもあると思います。
これは無意識のうちに自然と出ている、藤井風の根底にある「人は本来パーフェクトな存在である」とか「パーフェクトな存在が自分の中にいる」という信念のあらわれかもしれません。
2021年に行われた無観客のスタジアムライブの時も、いつもと全く変わらないありのままの藤井風がいました。
いつも通りで作り上げず、歌に込めた思いだけをまっすぐに届けようとするからこそ、彼の歌は聞く人の心に響くのかもしれません。
そしてこのライブがきっかけになり、この年の年末の紅白歌合戦の出場が決まったそうです。
20代とは思えない歌詞の世界観
藤井風の歌詞の世界観の根底には、
「みんな同じところから生まれて、同じところへ帰る」そして「本当は何もかも既に持っている」そんなテーマがあります。
その理由の一つには、父親の考えかたに大きく影響されているとインタビューの中で語っています。
もともとは、もっと軽い感じで曲を書いたはずなのに、歌詞をつけていく中で根底にある考えや思い、自分がどう生きたいのか、どんな人生でありたいのか?
そんなことが浮かび上がってきて、最終的には思いもよらない歌ができあがって本人も驚いたそう。
例えば『帰ろう』という曲では人生を「どこかへ向う旅」ではなく「帰っていく旅」でとらえれいます。
これは当初「下校ソング」感覚でメロディーを作ったのに、歌詞をつけていく中で “人生は帰っていく旅” とテーマが壮大になりすぎて、今ではこの曲に向き合うのにはかなりの自分でもカロリーが必要だとか。。。
また『特にない』という曲では「本当は満たされていることに気づきたい」そんな祈りも込められていたり、『もうええわ』という曲では「手放したい・執着したくない」という思いが歌になっています。
若い頃、特に20代の若者だったら、本来幸せになるためには”何かを手に入れる”ことにフォーカスしがちだけれど、藤井風は”何かを手放す”ことにフォーカスしている歌がたくさんあり、なかなかめずらしい世界観だなと思います。
「手放し」や「ときめき」に焦点をあてた歌詞
「今あるものの中から本当に大切なものを真剣に選んで、それ以外は手放そう」そして「自分の中にある本当の自分の声に耳を澄まそう」というテーマは、実は”こんまり流の片づけ”ととてもよく似ています。
私がはじめて藤井風の歌を聞いたときは、メロディーラインの美しさに惹かれました。
一方で、歌詞をじっくり聞いていくと「執着を手放す」「足るを知る」といったことにフォーカスしています。
さらに、自分の中にいる「わし(本当の私)=自分の中にあるときめき」に気づいて、もっと大切にして!といったメッセージは ”こんまり®流の片づけ” とよく似ていて、ますます好きになりました。
こんまり流の片づけは、自分の中にある”ときめき”の感覚を使って <ときめくモノ=本当に大切なモノ> だけを残して、それ以外のモノは感謝して手放していくという作業。
そうすることで、本当の自分は何を大切にしたいのか?ということに向き合い、それまでは自分の幸せを遠くに探していたけれど家の中にちゃんとあったことに気づく。
つまり片づけることで、足るを知ることになっていく。
さらに「自分の中に眠っていた”ときめき”をモノを通して呼び覚ましていく」そんな片づけでもあります。
藤井風の歌『もうええわ』や『特にない』の歌詞のテーマも「手放していくこと」と「足るを知ること」。
さらに究極な歌が 『帰ろう』。
この歌詞の中で
<ああ すべて与えて帰ろう/ああ 何も持たず帰ろう>
<去り際の時に 何が持っていけるの/一つ一つ 荷物 手放そう>
とも歌っています。
そして『何なんw』という曲では
<目を閉じてみて 心の耳すましてみて 優しい気持ちで 答えを聞いて>というフレーズがあります。
これはまさに自分の中にある本当の気持ち、つまり”ときめき”に気づいて!というメッセージだと私は思っています。
藤井風の歌を聞きはじめたころ「足るを知る」「手放す」というキーワードが多いこと、しかもしの「手放し」は自分の中にある大切な”ときめき”に気づくための前向きなことだとわかったとき、藤井風の歌はこんまり片流のづけと同じだなとしみじみ感じました。
藤井風ネットでの評判や評価、口コミ
藤井風は素人からはもちろんもこと、様々なジャンルのプロからも評価が高いです。
藤井風のデビューアルバムは、自信の内面を色々な角度から表現した曲が詰まった”おもちゃ箱”みたいな感じがします。
その中心にあるテーマがアルバムタイトル
『HERP EVER HUNT NEVER』。
和訳すると ”常に助け、決して傷つけない” ドンピシャだと思いました。
デビューアルバムが、藤井風の内面を深く掘り下げたものだとしたら、セカンドアルバムの『LOVE ALL SERVE ALL』は彼の本質が明るくパーッと解き放たれた感じがします。
別所哲也さんの ”風愛” が半端ないことが、あらためてわかりました。
藤井風はジャンルを問わず様々な分野の方からも、高い評価をもらっています。
まさかこんな方もコメントを出しているとはビックリです!
まとめ
藤井風は名前の通り風のごとく令和の時代に現れたミュージシャン。
流れてくる素晴らしい音楽からは想像もできない<ふにゃふにゃトーク>!
そして、人を楽しませたい思いがいっぱいのエンタメ性!
さらに「こんまり片づけ」との意外な共通点。
もし、まだあなたが、あまり藤井風を知らなかったとしたら、彼の魅力が前面に出た2021年の無観客ライブをぜひ見てみてください。
きっと藤井風の歌がダイレクトにあなたの胸に突き刺さるはずです。