ときめき(こんまり)の基準がわかるようになる方法!具体例も解説

こんにちは!

こんまり®流片づけコンサルタントの池田やよいです。

今回は、こんまり流の片づけにチャレンジし始めたとき、【ときめき】という言葉に戸惑ってしまったり、

お洋服を触ってみた時に

「キュンとしない」「”ときめき”ってこれで合ってるの?」

そんな不安で片づけが進まなくなったときの、あなたの【ときめきの基準】を見つける方法や感覚のつかみ方、さらに一言で【ときめき】といっても、実は”キュン”とするだけではない、色々な種類の【ときめき】についてご紹介していきます。

ぜひ、あなたの片づけにお役立ていただけたらと思います。

目次

ときめき(こんまり)の基準がわかるようになる方法

比較してみる

ときめき基準を知る最短の方法は、比較してみることです。

全て出したモノの中から「一番お気に入りのモノ」と、逆に「捨ててもいいかな。。。」と思っているモノを探し出して、その2つを触った時の自分の体や心の反応を、注意深く観察してみてください。

ふわっと軽い感じがしたり、何となく重い感じがしたり。

あなたの内側で起こっている反応は必ず違うはずです。

それでもわからないときは、それぞれを持った時の自分の表情を【鏡】で見たり、お洋服だったら実際に着てみるのも、ひとつの手です。

例えば、こんな経験はありませんか?

服を買いに行って、選んだ服を何点か試着室で着てみて、「わぁ~これに合ってる!」と”ルンルン♪”しているときと、良いと思ったのに「あれ?思ったのと違った…」となったとき、あなたのテンションはあきらかに違いますよね。

あなたがもし、「ときめき」の感覚がつかめないという時は、一番のお気に入りと、その真逆にあるモノとを比較することを試してみてくださいね。

きっとあなたの中に眠っている【ときめきの基準】が少しずつ蘇っていきますよ。

はじめから、完璧を目指さず、あなたの感じる感覚を信じて進めてみてください。

あなたの”ときめき”に正解も不正解もありません

何百回、何千回と自分に「ときめくかどうか?」と問いかけ答えを出していくうちに、あなたの”ときめき感覚”が磨かれるのと同時に、自分の選択に自信が持てるようになってきます

ときめきの基準は「キュン」だけとは限らない

【ときめき】という言葉を聞いたとき、浮かんでくるイメージは”キラキラ”とか”キュン”かもしれませんが、こんまり®流片づけで言う【ときめき】はそれだけではありません。

好き・ホッとする・さわり心地が良い・幸せを感じる・思わずニヤニヤしてしまう・何となく前のめりになる・今のあなたに不可欠・役割がある...

などなど、あなたにとってプラスに作用することすべてが【ときめき】に含まれるんです!

片づけをする目的は人それぞれかもしれませんが、最終的にたどり着きたい感情は【幸せだなぁ】という実感ですよね?

だどしたら、あなたが”それ”を持ったときに感じる感情が、あなたにとってプラスに作用する感覚であれば、それはすべてOKになります。

例えば、冬の時期に着るヒートテックやあったか靴下のデザインには全くときめかないかもし、キラキラの要素は全くないかもしれませんが、寒空の下でも「あったか~い」と思える、冬の間あなたの体を寒さから守ってくれるマストアイテムだとしたら、それは立派な”ときめき”になります。

キッチンにある何の変哲もない普通の大きなお鍋に何も感じないかもしれませんが、カレーや豚汁を作るときには、このお鍋があることで「美味しくたーくさん作れて、しかも明日の晩ごはんもコレでいけちゃう!」といった、私のような手抜き主婦にはなくてはならない”ときめく存在”になります!

もし、片づけを進める中で”ときめかないモノ”を全部捨ててしまったら、何も残らなくななってしまうという不安があったとしたら、安心してください。

そんなことにはなりませんよ(笑)

もちろん、触ったときに”キュン”とするモノは、王道の”ときめくモノ”ですが、先ほどご紹介したような

好き・ホッとする・さわり心地が良い・幸せを感じる・思わずニヤニヤしてしまう・何となく前のめりになる・今のあなたに不可欠・役割がある

なども立派な”ときめき”になりますから!

【注意!】ときめきセンサーを鈍らせる「2つの原因」

”ときめき”の感覚をつかみたい!と思っているあなたに、知っておいていただきたい”ときめきセンサーを鈍らせる2つの原因があります。それは「過去への執着」と「未来への不安」です。

この、もったいないという「過去への執着」や、いつか使うかもしれないといういう「未来への不安」は、あなたのときめきセンサーを鈍らせてしまうので、どうかご注意ください。

全てのモノは「いつか使うかもしれない」し「損するかもしれない」という可能性をはらんでいるので、いつ来るかもわからない、そのモノの出番を待ち続けて、

結局は片づかないという現状があなたの心の負担になったままになってしまいます。

ときめきとは真逆な方向に進んで振出しに戻ってしまいます。

ぜひ、これを機に「これがなくても何とかなるかも!」という方向に舵を切ってみませんか?

あなたも薄々は感じていると思いますが、「いつか○○する」の”いつか”は永遠に来ることはないんです(‘;’)

実際にほとんどの場合、無くても何とかなっているものです!(^^)!

あなたがこれから進めていく片づけでは、「未来への不安」でも「過去への執着」でもない、あなたを”幸せ”に連れて行ってくれる【ときめくモノ】を見つけていってくださいね。

あなたの【ときめき】で選んだものに囲まれた空間は、あなたをたにとって最高の居場所になること間違いなしです!

ときめき(こんまり)の感覚をもっと磨く方法は?

【ときめき】という言葉をあらたまって聞くと、ちょっと特別な感じがしますが、意識することでもっとときめきに敏感になり、どんどん感覚を磨いていくことができます。

ときめきは、あなたの身の回りにたくさん溢れているものです。

好きな色、好きな音楽、好きな食べ物、好きな場所。。。

そして、今日出かけるときに使ったバック、そこに入っているお財布も、きっとあなたは、たくさんのモノの中からそれを選んで使っているはずですよね。

今はくたびれているかもしれませんが、それには何かしら気に入ったポイントや使っている理由あったはず。

例えば、デザインが気に入っていた、色が好きだった、値段がよかったなど、一度立ち止まって考えてみると、自分はどんなことを大切に選んだのか?何にときめいたのか?そんなことがわかって、【ときめきの感覚】をつかむのにとても効果的です。

逆に「自分は好き!と言えるモノはほとんど持ってないな」と感じていたら、毎日履いていく靴や、使っているスマホ、マグカップ、お皿などの日常使っているモノ

「どうして使っているんだろう?」

と、自分に聞いてみてください。

大きさがちょうどいいから、使い勝手がいいから、毎日の生活に便利だから。。。

もしそれが、ないとちょっと困るな。。。というモノだったとしたら、そのモノの存在はあなたにとってプラスに働いているということで、大切な【ときめき】に入るかもしれません。

逆に、持っていても何も感じないし、持っている理由もないようなモノだったとしたら、【ときめいていないモノ】の可能性は高いです。

こんなふうに、今日からあなたの身の回りにあるモノに「どうしてそれを使ってるんだろう?」「どうして使っていないんだろう?」とちょっぴり意識を向けてみてください。

少しずつかもしれませんが、自分にとっての【ときめき】って、こんな感じなのかもしれない(^^)!とわかってきます。

そもそも【ときめき】に正解も不正解もありません。

今のなたがそれを持っていることで、1mmでも幸せに近くなっていたとしたら、それは【ときめき】です!

まとめ

こんまり片づけをやり始めた時、【ときめき】という言葉に戸惑ってしまったり、洋服を触っても

「キュンとならない…」

「ときめきってこれで合ってるの?」

そんな不安で片づけが進まなくなってしまったら、まずは”一番好きな服と捨ててしまってもいいかもと思っている服”触ったり、実際に着てみた時の自分の感覚や表情、体の反応を注意深く比べてみましょう。

それでも、わからないときは、『どうしてそれを使っているのか?』『どうして使わないのか?』と自分に聞いてみることです。

答えは必ずあなたの中にあります

この時に気をつけるのが「過去への執着」と「未来への不安」です。

もし迷ってしまうことがあったら、この2つに当てはまっていることが多いので注意が必要です。

仮に今、【ときめき】に自信が持てなかったとしても、あせらずゆっくりで構わないのでして、毎日の中に「これいいなぁ」「これ好きだわ」と感じるんモノをどんどん見つけてみてください!

これが、ときめきの基準を見つけるのに、とても役立ちます。

覚えておいていただきたいのは、どんな人の中にもダイヤの原石のような【ときめき】が必ずあるということ。

仮に今はまだ眠っているとしても、意識し始めることで原石は磨かれ、いつの間にかあなたの中の【ときめき】が輝きはじめ、【ときめき】はこれなんだ!という自信があなたの中に芽生えるでしょう!

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この記事を書いた人

こんまり®流片づけコンサルタント 池田やよい
東京都東村山市在住  5人家族(夫・子ども3人)
「ときめき」がわからない方、終活の片づけに困っている方の片づけサポート実施中!

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