プレゼントや贈り物が捨てられない!人からもらった物との上手な別れ方

人からもらったプレゼントや贈り物って、なかなか捨てられないモノですよね。

それはモノに気持ちがこもっていると考えているから。

ただ見方を変えて、この『気持ち』の部分にだけにフォーカスし、くださった方の『気持ちをいただいた』と考えたら、もうすでにモノ本来の役割は終わっているかもしません。

この記事では、こんまり®流の片づけコンサルタントの池田やよいが、実際の片づけレッスンでお客様にご提案しているプレゼントや贈り物との上手なお別れの仕方についてご紹介していきます。

ぜひ、あなたの片づけにお役立てください。

目次

プレゼントや贈り物、人からもらった物の本来の役割とは?

お相手の気持ちを受け取ること。それが「プレゼントをいただく」ということです。

気持ちは目には見えないので、モノという形で「ありがとうございます」や「おめでとうございます」、「よろしくお願いします」、「お世話になりました」そんな気持ちを表現してます。

そして、その気持ちを贈るためにプレゼントなどが存在しています。

ということは、あくまでも気持ちがメイン!

そのため、プレゼントや贈り物が送られてきたり、直接いただいたりしたときに、あなたがにっこり「ありがとうごさいます。」と受け取った瞬間、その役割は果たされています。

人からもらった物というのは、どうしてもいただいた”物”にフォーカスしがちですが、その方からの”気持ち”をいただいたんだなと考えてみてくださいね。

人からもらった物との上手な分かれ方・3ステップ

人からもらった物と上手に分かれるにはちょっとしたコツがあります。

次の3ステップを経てお別れすると、感謝の溢れる優しい時間になりますのでお試しください。

①それを贈ってくれた方に思いをはせながら、いただいたときの気持ちや風景を思い出してみる。
②そのモノに「いままでそばにいてくれてありがとう」と伝える。
③紙袋や包装紙などに丁寧に包んで(リボンをかけても良い)お別れする。

思いのこもったようなモノを手放す時は、そのモノとの思い出を振り返ったり、その時の感情をしっかり味わいながら言葉にしていくと、自分の気持ちにどんどん整理がついて、納得して手放すことができます。

しかも、感謝に溢れたお別れなので後ろめたさもなくなり、とても温かい気持ちになれます。

そんなことをしていたら、時間ばっかりかかってしまう!と思われるかもしれませんが、安心してください。

回を重ねるごとに、早くできるようになりますし、人からもらった物という「過去への執着」をどんどん手放すことで、あなたの心はスッキリ晴れていきます。

プレゼントや贈り物を捨てられなくて困っていたとしたら、しっかりとそのモノと向き合って思い出を振り返りながら感謝をして、ただ捨てるのではなく紙袋などにいったん入れてから丁寧に手放してみましょう。

おわりに

プレゼントや贈り物は、普通に持っている自分のモノとは違って、『送ってくださった相手の思いも込められている』からこそ、なかなか捨てられないものです。

きっと、捨ててしまったら、相手の気持ちを踏みにじるような気がしてしまうからかでしょう。

とはいえ、そのモノの存在が、今のあなたに少しでもネガティブな感情を与えてしまっているとしたら、贈ってくれた方もガッカリしてしまうのではないでしょうか?

時事

プレゼントは、相手から受け取って「嬉しい!ありがとう!!」と気持ちが動いた瞬間に、もう役割を終えているものです。

そして、贈り物とお別れするときは、

「あの時のときめく気持ちをありがとう。そして、今までそばにいてくれてありがとう。」と感謝を込めながら、大切に何かに包んでサヨナラしてみてください。

きっと心がじんわり温かくなりますよ。

最後になりますが、この先あなたが誰かに贈り物をするときは、お相手が後々困ることがないように、形の残らない生花や食べ物を選んだり、前もって欲しいものをしっかりリサーチしてから差し上げることも大切かもしれませんね。

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この記事を書いた人

こんまり®流片づけコンサルタント 池田やよい
東京都東村山市在住  5人家族(夫・子ども3人)
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