朝起きて、家のことをして。
気がつけば、もう夕方。
あっという間に一日が終わっていく。
特に大きな不満があるわけでもないけれど、
なんとなく、毎日が同じように過ぎていく感覚。
ふとしたときに、
「これでいいのかな」と思うことはありませんか。
私は以前、
日々の中で「自分がどうしたいのか」を、
あまり考えずに過ごしていました。
何を食べるか。
何を着るか。
どれも大きなことではないけれど、
気がつけば、なんとなく周りに合わせて選んでいるような感覚でした。
でも、片づけをきっかけに、
少しずつ「ときめきで選ぶ」ことを
意識するようになっていきました。
最初はうまく選べなかったり、
これでいいのかなと迷うこともありました。
それでも、
ほんの小さなことでもいいから、
「自分で選ぶ」ということを重ねていくうちに、
少しずつ、感覚が変わっていったように思います。
どんなに小さなことでも、
「自分で選んでいる」という感覚は、
日々の満足度を、じんわりと上げてくれる。
特別なことが起きるわけではないけれど、
いつもの毎日が、
少しだけやわらかく、
少しだけ心地よく感じられるようになっていきました。
大きく何かを変えなくてもいいのかもしれません。
今日のごはんを選ぶこと。
今日着る服を選ぶこと。
そんな小さな選択を、
自分の感覚で選んでみる。
それだけで、
少しずつ、日々の感じ方は変わっていくのだと思います。
けれど、振り返ってみると私は、
そもそも「自分で選ぶ」ということ自体を、
あまりしてこなかったのかもしれません。
以前の私は、
自分で選ぶことを、あまりしていませんでした。
今日のごはんは何にするか。
外食で何を食べるか。
気がつけば、
家族に聞いて決めることが当たり前になっていました。
洋服も、
「本当はこっちがいいけど、少し高いからやめておこう」
と、どこかで自分にブレーキをかけていました。
自分の気持ちを後回しにすることに、
すっかり慣れていたのだと思います。
それでも、
小さなことからでも「自分で選ぶ」ことを続けていくうちに、
「これでいい」ではなく、
「これがいい」と思える瞬間が、
少しずつ増えていきました。
もし今、
何かを選ぶことに迷ったときは。
今日のごはんでも、
明日着る服でもいい。
ほんの小さなことでいいので、
「どっちが好きかな」と、
自分に聞いてみてください。
その小さな選択の積み重ねが、
日々の満足度を少しずつ上げていき、
気がつけば、
いつもの毎日に、やさしい彩りを
添えてくれるのかもしれません。
こんまり流片づけシニアコンサルタント
池田やよい
