掃除したはずの下駄箱が、気が付かないうちにザラザラしていたり、いつの間にか汚れていることありませんか?
久しぶりに、履こうと思って出した靴が、カビていたり。。。
この記事では、そんな”汚い印象”の下駄箱や靴にお悩みのあなたが、こんまり流「靴のトリセツ」を活用して、下駄箱の中を、『いつ開けてもときめく空間』にする方法をお伝えしたいと思います。
はじめまして!
こんまり®流片づけコンサルタントの池田やよいです。
じつは、下駄箱も靴も、キレイをキープすることは、そんなに難しいことではないんです。
なぜならその方法は、靴を下駄箱にしまう時【靴の裏を拭く】をするだけだから。
「たったこれだけのこと?」と、思われるかもしれませんが、片づけで有名な”こんまり”こと近藤麻理恵さんが推奨している方法でもあります。
この方法、とってもシンプルですが、効果は絶大!
靴の裏を拭くことで得られる効果には、次のようなことがあります。
1.下駄箱の汚れを前もって防止できる
2.靴のカビ発生源をシャットアウトできる
3.こんまり流「靴のトリセツ」でいつも”ときめく下駄箱”が完成!
では、靴の裏を拭くことの効果について、詳しく解説していきますね。
下駄箱の汚れを前もって防止できる
下駄箱の汚れ、ザラザラの原因は、主に砂や土、ホコリ。
これらを持ち込んでいる大もとは”靴の裏”。
なので、靴の裏をキレイに拭いてから下駄箱に入れさえすれば、その元を断つことができます。
極端な例えですが、使った食器をそのまま食器棚に戻していたら、あっという間に食器も食器棚も汚くなってしまいます。
そもそも、よごれた食器で、食事はしたくないですよね。
靴も同じで、履いた後に靴裏を”ササッと”拭くだけで、下駄箱は汚れにくきなりますし、次にその靴を履くときも気持ち良く出かけることができます。
このひと手間は、少し面倒に思えるかもしれませんが、1分もかかりません。
ぜひ、試してみてください。気持ちよさがクセになりますよ(^^♪
ちなみに私は、履けなくなった穴の開いた靴下や除菌シートで、毎日靴の裏を拭いています。
靴のカビ発生源をシャットアウトできる
そもそも、カビが発生する原因は、ホコリ・汚れ・湿気の3つがそろったとき。
つまり、靴についてしまったホコリと汚れを、こまめに取り除いておくことが大切なんです。
私たちは、靴を磨くときや靴の汚れを落とすとき、どうしても見落としてしまうのが”靴の裏”。
靴がカビてくるのは靴裏からが多い理由はそのせいでもあります。
そのためにも、靴の表面の汚れを拭きとることもさることながら、靴の裏をキレイにすることも、とても大切なんです。
また、もう一つのカビの原因である湿気。
これを取るには、履いた靴をすぐに下駄箱にしまわずに、一晩置いてからがおススメ。
そして、雨などで濡れてしまったら、2~3日しっかり乾してから下駄箱にしまいましょう。
普段から、靴や下駄箱専用の除湿剤などを使っても、いいかもしれませんね。
ちなみに、下駄箱に除湿剤を置くときは、湿気がたまる下段が効果的です。
こんなかわいい、除湿剤もありますよ。
こんまり流に学ぶ「靴のトリセツ」でいつもときめく下駄箱に
一足一足がキレイな状態で下駄箱にしまわれていれば、汚れのない、開けるたびに”ときめく下駄箱”になることは、なんとなくイメージできますよね。
片づけの”こんまり”こと近藤麻理恵さんは、靴の裏を拭くことを推奨しています。
そして、靴の裏を拭くことの本当の意味を、著書【毎日がときめく片づけの魔法】でこんな風に書いています。
買う前は宝石のようにディスプレイされることさえあるのに、靴ほど買う前と使いはじめたあとの扱いが違うモノもないでしょう。
中略
さらにいうなら、靴の中でも表面と底には格差が存在します。表面はわりと嬉々として磨いてもらえて、磨き終わったあとは、ホレボレと眺められたりするのに、底にはそんな機会はめったにありません。
本当の意味で身をすり減らして汚れ役を引き受けているのは靴の底なのに、なんと非情なことでしょう。
つまり、いたわるべきなのは靴の表面より、まず裏。そう、靴底です。
靴底の地位はもっとひきあげられてしかるべきなのです。
というわけで私は、夜寝る前か朝起きたとき、玄関の三和土を水拭きするついでに、靴の裏を「いつも私を支えてくれて、ありがとう」といって拭くのが習慣になっています。
近藤麻理恵著書「毎日がときめく片づけの魔法」より
あなたも一度、一足ずつ丁寧に手に取って、「ありがとう」の気持ちで靴裏を拭いてみてください。
ご家族がいらっしゃる方でしたら、「今日も無事に帰宅させてくれて、ありがとう」という思いを込めながら、拭いてみてください。
もしかしたら、心がじわじわッと温かくなるの感じるかもしれません。
そして、今日履いた靴に、ちょっぴり意識を向けてみたら、あなたはいったいどんな感じがすると思いますか?
そもそも、どうしてその靴を履いたんだろう?
いつも履いてるから。たまたま出ていたから。気に入っているから。。。
とりたてて、特別な理由なんてないかもしれませんが、あなたの靴底はまぎれもなく、あなたの体をを全力で支え、守っていてくれたはず。
”靴裏を拭く”という、ちょっとしたひと手間で、下駄箱を開けるたびに、うっとりしたディスプレイに思わずニヤニヤしてしまう!
玄関の扉を開けて、そんな”ときめく下駄箱”が待っていてくれたら、嬉しいですね。
まとめ
清潔感があって、臭わない、しかも靴がカビにくい!そして、開けるたびに”ときめく下駄箱”を叶えるには、こんまり流【履いた靴の裏を感謝を込めて拭く】これに限ります。
プラス、湿気をためないようにすれば、最強ですね!
汚れや、カビの原因になる、砂・つち・ホコリ・湿気を取り除くことができれば、いつまでも掃除したてのような下駄箱とキレイな靴をキープすることができます。
そして。いつも酷使している靴裏に、「ありがとう」の気持ちを込めて拭いてあげれば、きっとあなたを素敵な場所に連れて行ってくれるでしょう。
フランスのことわざに、こんなものがあります。
「手入れの行き届いた靴は、履き主を良い場所へ連れて行ってくれる」
ぜひ、【感謝を込めて靴裏を拭く】をためしてみてくださいね。
そしてもう一つ、忘れてはならないのは、下駄箱に入れる靴は”あなたのときめく靴だけ”にするということ。
いつ買ったのかも思い出せないような靴や、何となく入れっぱなしになっている靴を、もう一度きちんと見直して、「これからも履きたい!」と思う靴だけを残すこともとても大切です。
「あなたにとっての”ときめく靴選び”」については、またの機会に詳しくお伝えしようと思います。
今、実際あなたは、靴や下駄箱にのことで、お困りごとはありませんか?
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