リビングが服のちょい置きで散らかる問題!収納のひと工夫で解決!

こんにちは!

こんまり®流片づけコンサルタントの池田やよいです。

私が片づけレッスンに伺うお家では、リビングにちょい置きの服がたくさん重なった状態というのが、かなりの確率であります(^_^;)。

もしあなたが、リビングに置きっぱなしの服を何とかしたい!と思っているとしたら、ぜひ読み進めてみてください。

この記事では、実際のレッスンでお客様にご提案している収納方法をご紹介しています。

あなたのリビングが【服で散らかる問題】の解決の糸口にしていただけたらと思います。

目次

収納のひと工夫で服のちょい置きを解決するには?

服のちょい置きで散らかる問題は、ちょい置き専用の収納場所を徹底的に確定することで解決できます。

徹底的とは、種類別・人別分類にして定位置を決めていくことでです。

仮に服の【一時置き場】をおおざっぱに決めると、かなりの確率でその場所はすぐに一時置きの服でいっぱいになってしまいます。

そうならないためにも、かける服はハンガーラック、それ以外はこのかごの中、さらにトップス系は手前、ボトムス系は奥。

といった感じに細かく場所を決めて置いておくことが大切になります。

さらにご家族暮らしの場合は”人別に場所を確定”させてあげるとでぞれぞれが戻しやすくなります。

一番理想的なのは、それぞれの服を収納してある場所の近くに【もう一度着る服置き場】を作って、各自で管理してもらうことです。

また、【リビングは家族みんながくつろぐ場所だから服は置かない】というルールを作るのもいいと思います。

慣れるまでは、面倒に感じるかもしれませんが、習慣になればできてしまうものですのでぜひやってみてください。

ちょい置き専用収納をパンパンにさせない2つのポイント

1.かける服はその場所に適したおおよその枚数を決めておく
2.たためる服はキレイにたたんで全部が一目でわかるように立てて収納する

では、詳しく解説していきます。

1.かける収納はその場所に適したおおよその枚数を決めておく

ポールハンガーにしても、ハンガーラックにしてもその場所に適しただいたいの枚数があると思いますが、それ以上かけてしまうとシワになったり、忘れて着なくなったりします。

そもそもリビングを片づけたいと思っていたのに散らかった印象になってしまいます。

かける時も、ただポンポンかけるのではなく、『奥から』とか『右から』かけるというようなマイルールを決めて、かかっている順番で最近着た服なのか、少し時間がたっているのかがわかるようにしておきます。

ちょっとしたことですが、「最近着てないな」とか「かかりすぎているな」と感じて整理するきっかけにもなり、かけすぎを防ぐことができます。

また、あらかじめハンガーの本数を決めて『それ以上はかけない』と決めてしまうのもいいかもしれませんね。

2.たためる服はキレイにたたんで全部が一目でわかるように立てて収納する

一度着た服でも、たたんで立てて収納することで何が入っているか一目瞭然になり、入れっぱなしを防ぐことができます。

入れる場所を決めて一時的に置くからと言って、何となく上からどんどん入れてしまうと、服の重みで下の方はシワになりますし、存在自体を忘れ去られるのがオチです。。。

少し手間にはなりますが、キレイにたたむことは、次に着るときもおろしたての服を着るのと同じくらい気持ちが良いものなので、ぜひやってみてください。

リビングが服のちょい置きで散らかる根本的な原因とは?

リビングが服のちょい置きで散らかるのは服が服を呼んでいるからです。

本来はそこにないはずのモノをそこにポツンと1つ置くと、とても違和感を感じるものですが、しばらく置いたままにすると、いつの間にかその景色になじんでしまいます。

次に、景色になじんでしまったモノが1つそこにあることで、まるでそれが呼んでいるかのように、無意識に似たようなモノを置きやすい環境になっていきます。

結果、リビングのちょい置き服がどんどん増えて、いつの間にかリビングのあちこちが服の”ちょい置き場”となっていくという流れです。

つまり、リビングが服のちょい置きで散らかるのを防ぐためには、はじめの一着をどこに置くかがカギになってきます。

服のちょい置きを放置したままにするとどうなる?

ちょい置きを放置したままにすると「また着たい」と思ったときにはシワシワですぐ着られなかったり、そもそもちょい置きしたことすら忘れ次の出番が無くなる可能性が高まります。

ちょい置きに多いのは、やはり椅子の背もたれやソファーのひじ掛けなど。

1枚目はいいとしても、それが2枚3枚…と重なるにつれ下の方の服はどんどんプレスされシワがくっきりついてしまい、いざ着るとなると躊躇してしまいます。

さらに下の方の服は時間とともに存在感が薄れるため、そこに置いたことすら忘れてしまいます。

どちらにしても、もう一度着ようという気持ちでそこに置いたはずなのに、結局そのもう一度は来ない。。。という結末を迎える確率はグッと上がります。

おわりに

リビングが服のちょい置きで散らかるのを解決するには、最初の1枚目を置かないようにすることが大切です。

たとえ服の一時的な置き場所でも【かけるかける服はココ】【それ以外はココ】さらに【種類別・人別に場所やエリア】を徹底的に決めることで、そこに置くというハードルはぐっと下がります。

保育園や幼稚園の園児たちは、登園すると自分の持ち物をその辺に放置することはしません。

それは、自分専用のロッカーが決まっていて、さらに『かばんはココ、帽子はココ、お着替えはココ』という具合に細かく置く位置が決まっているからです。

つまり、指定の場所さえ決めてあれば、そこに置くことは案外簡単にできるものです。

もし、それができなかったとしたら、置く場所に置ききれないほど服が一杯だったり、そもそも持って行くのが面倒な場所にあるのかもしれません。

そんな場合は、置く量が増えないように工夫をしたり、場所を考え直したり、ご家族暮らしでしたら、話し合いでそれぞれが置きやすい位置をいくつか試してみてください。

はじめから、100%うまくいくことを目指さず、やりながら自分に合った方法を見つけるのも楽しいものですよ。

最後になりますが、『服の一時置き場』をリビングに作るときは、入れ物やハンガーラックなどをインテリアに合った素材のモノにすると、ゴチャゴチャした印象にならず空間になじませるとができます。

ぜひ、あなたのお好みのインテリアに合ったモノを選んで楽しんでみてくださいね。

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この記事を書いた人

こんまり®流片づけコンサルタント 池田やよい
東京都東村山市在住  5人家族(夫・子ども3人)
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