こんにちは!
こんまり®流片づけコンサルタントの池田やよいです。
片づけても片づけてもすぐに散かって、元に戻ってしまうのには主に以下の3つの原因があります。
【リバウンドの3つの原因】
1.中途半端に片づけている
2.片づける順番を間違えている
3.片づけの目的を見失っている
休みの日にがんばって片づけてるのに、あっという間に元に戻っちゃう(涙)…
『片づけても意味ないんじゃない?』
そんなふうに心が疲弊しているとしたら、そこから抜け出してみませんか?
私は実際にこの部分を回避したことで、片づけ終わって3年以上たった今でもリバウンドなく快適に暮らしています。
どれも片づけの成功に欠かせない大切なことなので、ご自身のやり方と照らし合わせてみてください。
きっと突破口が見えてくるはずです!
1.中途半端に片づけている
リバウンドしない片づけを成功させるためには、人生でたった1度でいいので、家中のモノをひっくり返すぐらいの勢いの片づけを最後までやり切ることが必須です。
自分が何をどのくらい持っているのか?実際にモノを出して見て触って、体感として感じることがとーーーーっても大切です。
あたりまえですが、収納されたままではそれを感じることができません。
全部出して集めることで、自分の買い物の傾向がわかったり、買ったまま使っていないモノや忘れていたモノなども見つかったりします。
自分が想像している3~4倍のモノが出てくることにきっと驚くでしょう!
そうは言っても、家中のモノを全部出すなんて怖くてできない…。片づく気がまったくしない…。
そんな心配もあるかと思います。
でも安心してください。全部出すときのポイントがあります。それは、、、
モノの【種類別】に全部出しきること。
例えば洋服だったら次の順番で進めます。
①家中にある自分の洋服を全部一か所に集める。
②残したい服を選ぶ
③収納する
一番やりがちで失敗につながりやすいのが、
今日はリビング…
次は寝室…
こんなふうに【場所別】にちょこちょこ片づけること。
リビングはリビング、寝室は寝室にある洋服を別々に片づけても、片づいて見えるのは一瞬だけです。
結局、自分がどんな洋服を何枚くらい持っているか分からないま、服を移動させただけになってしまいます。
こうなると、持っているのにまた同じような服を買ってしまったり、もしかしたらこの先、一度も思い出すこともないまま、着ることもないままの洋服がそのままになっていたり。。。
そんな服で収納場所を占領していることもあるあるです。
服だけでなく、他のモノも小さな単位でいいので、【場所別】ではなく【モノ別】にコツコツ片づけていけてみてください。
必ず家中のモノを見直すことができて、一生に一度のリバウンドしない片づけは終えることができます。
2.片づける順番を間違えている
片づけがスムーズに進む順番は
衣類➡本類➡書類➡小物類➡キッチン➡思い出品➡最後に収納を決める
いくら【モノ別】と言っても、やみくもに進めてもか片づけは止まってしまいます。
そのため、選びやすいモノからはじめて、だんだん難しいエリアに進むのがポイント。
例えば写真からはじめてしまったら、思い出に浸ってしまって一向に片づけは進まなくなるでしょう。
また、キッチンもすぐに取りかかりたいと、片づけレッスンでもリクエストが多い場所ではありますが、キッチンは【食品・作る道具・食べる道具・その他(保存用品・お弁当グッズ・布類など)】たくさんのモノが混在しているエリアなので、片づけの感覚が磨かれて自分に自信がつく後半にやるのが結局近道だったりします。
『衣類』は身につけるモノで、日常的に使うモノなので誰でも選びやすいのです。
もし衣類を全部出すのが難しい場合は、種類をより細分化して『靴下だけ・Tシャツだけ・パンツだけ・スカートだけ』進めてみるのもおすすめ。
そしてもう一つ。片づけていると、そのつど収納を考えてしまって片づけが中断することってありませんか?
気持ちはよーくわかりますが、収納は最後に決めるのが正解です。
理由は2つ。
①片づけのスピードが落ちてしまう
②やり直しのリスクが高い
先ほども書きましたが、片づけながら収納を考えると途端に選ぶ手が止まってしまいます。
また、こんな経験はありませんか?
せっかく高さを変えた棚板を後になってまた移動させることになったり、家具の配置を直したり…。
良かれと思って買った収納ボックスが最終的に多すぎたり少なかったり、最悪必要なくなったり…。
こんなふうにならないためにも、片づけ中の収納はあくまでも仮収納。
選び終わったモノたちをその種類ごとに、似た者同士が近くになるように置いておきましょう。
そして最後に、パズルのピースをはめ込むように楽しく収納を決めていくのがスムーズです。
片づけを最後までやり切るためには順番がとても重要。
ぜひ、順番通りに進めてみてくださいね。
3.片づけの目的を見失っている
片づけで最も重要なのは、捨てる物を闇雲に探し出して捨てることではなく、自分の心が喜ぶモノやホッとするモノ、しっかりとした役割があるモノ、つまり『ときめくモノを残す』ことです。
そもそも、片づけたいと思ったきっかけは何だったでしょうか?
スッキリしたお部屋が良い!
探し物に時間を取られたくない!
子どもには片づいた環境を作ってあげたいい!
…様々だと思いますが、最後に行きつくところは、
お家の中にいるだけで、ホッとできたり、穏やかだったり、笑顔の自分でいられたり、とにかくお家が自分にとって最高の場所であって欲しい!
というところではありませんか?
誰だって、イライラしたくないし、ガミガミ怒りたいわけじゃない。
だとしたら、いらないモノを探すのではなく、持っているとホッとできたり、穏やかになれたり、笑顔になれたり…。
そういうモノを残していくことが自分にとって最高の場所に近づく方法です。
仮に、いらないモノを見つけ出して大量に捨てたとしても、モノと仲良くなれない自分のままなので、欠乏感から何かを埋めようと、結局また買い物に走ってしまいがちです。
一方で、自分の心が喜ぶモノを残していくと、自分はもう充分持っていることに自然と気づくことができ、さらに満足感や安心感を得ることができます。
だからこそ、毎日のモノの使い方や買い物の仕方も変化し、リバウンドとは程遠い世界にたどり着くことができるんです。
片づけの目的はいらないモノをとにかく捨てるのではなく、自分の心が喜ぶモノを探していくことで、理想のお家、そして理想の暮らしが向こうからやってくるんです。
まとめ
片づけても片づけても、すぐに散かってしまう原因は
①中途半端に片づけている
②片づけの順番を間違っている
③片づけの目的を見失っている
この3つが考えられます。
使ったモノを元に戻す【日常の片づけ】は生活していく上でついてまわるものです。
ただ、【日常の片づけ】をストレスなく数分で終えることができたり、リバウンドとは無縁になるパワフルな片づけは一生に一度だけやれば大丈夫。
その理由は、自分の【心地よい感覚】を軸にモノを選んでいくことで、満足感や安心感を得ることができ、また、たくさんのモノを選びきった自分に自信もつく。
さらに本来の持って生まれた【自分軸】が明確になり、この先の様々な選択を『ときめく方』を選べるようになり、より人生の充実感を味わうことができます!
こんな一石二鳥どころか三鳥や四鳥もある片づけは、できるだけ早くに終わらせてしまった方が良いと思いませんか?
片づけても片づけてもすぐに散かっていたことが、まるで遠い昔話しだったと笑える日が訪れることは間違いありません。
もし、1人でやり切ることが難しかったら、片づけのプロの手を借りてみてください。
最短ルートであなたの片づけは終わりますから!
*もっと詳しい片づけ方を知りたい方は、下記より無料で受け取れる【LINEで学ぶ片づけ講座】もご参考になさってくださいね。