お子さんの机の上が片づかず困っているお母さん!
もし、、、
「子どもが勝手に片づける⁈」机の片づけ方があったら試してみたくないですか???
こんにちは!
こんまり®流片づけコンサルタントの池田やよいです。
今回は「子どもが勝手に片づけたくなる机の片づけ方」についてお伝えしようと思います。
お子さんと一緒に片づけを進める上で一番大切なこと
この片づけを成功させるためには、絶対に外せない大切なことあります。
それは、この片づけは「子どもが主人公だ」ということ。
つまり、すべての決定権はお子さんにあります。
もちろん、片づけはお子さんと一緒にやっていただきたいのですが、モノを残すのか捨てるのか?・どこにしまうのか?そのすべてを決めるのはお子さんです。
あくまでも、お母さんはサポーターということになります。
片づけのやり方、進め方は教えてあげても、どうするのか考えて決めるのはお子さん自身。たとえ間違えても、失敗しても大丈夫。
自分で選んで自分で決める経験が何よりの宝になります。
もし使いづらかったら、また変えればいいだけですし、間違えて捨ててしまっても何とかなるものです。
*これは絶対に捨てたらマズイぞ!と思ったら、コッソリお母さんのほうで取っておいてくださいね。
そして、
自分で作り上げた大好きな机!
超力作!!!
もうこの状態を壊したくなくなるわけです。
それはつまり、自分から片づけたくなることに繋がっていきます!
なので、、、片づけ中に
「こんなモノ捨てなさい!」
「まだ使えるからもったいないよ。。。」
「きったなーい!!!」
「これ、おばあちゃんに買ってもらったんだから大切にしないとダメでしょ!」
こういった、お子さんの意志をさえぎっていまうような言葉には気をつけましょう。
その一言で、お子さんは自信を失い、やる気をなくしてしまいます。
何とも歯がゆいかもしれませんが、ここはグッとこらえて、お子さんが大好きになる机づくりを応援してあげてください。
片づけを成功させる5ステップ
片づけには失敗しないためには大切な5つのステップがあります。
- どんな机で何をしてみたいのかを考える
- チームごとに片づける
- 「好き」「好きじゃない」で選ぶ
- 正しい順番で片づける
- すべてにモノの住所を決める
では、1つ1つ見ていきましょう。
ステップ・1 どんな机で何をしてみたいのかを考える
これはゴール設定といってもいいかもしれません。
例えば、、、
「好きなものに囲まれた中でマンガを読みたい。」
「大好きなお菓子を食べたい!」
「友だちを呼んで一緒に遊びたい!」
こんな感じです。
想像するだけでニヤニヤしてしまうような情景を、お子さんと一緒に想像してみてください。
ポイントは、名詞(片づいた机・かわいい机・カッコイイ机)ではなく、動詞(そこで○○したい!)でイメージすることです。
ステップ・2 チームごとに片づける
さあ、いよいよ片づけスタート!!!
この時、やみくもに、「この引き出しからやろう!」とか、「本棚からやろう!」と場所別にやるのはやめましょう。
必ずチーム別に片づけていきます。
例えば[筆記用具チーム!!!]
引き出しにも、ランドセルの中にも、もしかしたら、リビングのテーブルの上にもお子さんのモノ転がっているかもしれません。
場所別に片づけると、あとからあとから筆記用具が出てきて、「いったい自分は筆記用具をどのくらい持っているのか?」わからないままになってしまいます。
なので、お子さんの鉛筆なら鉛筆をだけを一か所に集めてみる。すると
「こんなに持鉛筆っているんだな」と気づくことができます。
これは、すべてのモノに対しても同じ。
今、自分が何をどのくらい持っているかを知ることが大切なんです。
ステップ・3 「好き」「好きじゃない」で判断する
さて、チーム別に出していって、次はいよいよ選んでもらいますが、
その時、残す基準はたった2つ。
①「好きなモノ」
②「役割があって自分を支えてくれているモノ」
これだけを残していきます。
ポイントは、「捨てるモノ」を探すのではなく「残したいモノ」を選ぶということ。
捨てるモノ探しで片づけを進めていくと、机の上は片づけいたとしても、ちっとも楽しくありません。何となく居心地の悪い空間になってしまいます。
お子さんが「好きなモノ」、そして「役割があって自分を支えてくれているモノ」だけを残していけば、机は間違いなく大好きな場所、安心できる場所になっていきます。
ちなみに、「好きだな」とか「大切だな」という感覚は、実際にそのモノを触ってみないとわからないので、必ずひとつ一つ手にとって選んでいきましょう。
そして、手放すモノには「ありがとう!」と声に出して伝えます。
ゴミ袋に入れる時もボンボン入れるのではなく、優しく感謝の気持ちを込めて。。。
こうすることで、自然と身の回りモノを大切にできるようになっていきます。
ここでも注意することは、選んで決めるのはお子さん自身です。お母さんの気持ちや考えはいったん横に置きましょう。
お子さんの「感覚」「選んだ答え」を信じてあげてください。
ステップ・4 正しい順番で片づける
片づけにはスムーズに進む順番があります。
まずはチームごとに集めますが、手を付ける順番もとても重要です。
理由は、お子さんの大好きなモノから始めてしまうと、どれもこれも大切に思えて片づけが止まってしまうから。
順番は・・・
衣類 → 本類 → 書類 → 小物類 → 思い出品
机の中・ランドセル・手提げ袋の中のモノを1つ残らず出して、このチームごとにまとめていきます。
つぎに、正しい順番で「好きなモノ」「役割があって自分を支えてくれているのモノ」を残していきましょう。
①衣類(ハンカチなどの布っぽいモノ)
⇩
②本類(教科書・マンガ・図鑑・その他の本)
⇩
③書類(学校や習い事でもらってきたおたよりなど)
⇩
➃小物類(文房具・趣味のもの・お道具箱など)
⇩
⑤思い出品(作品・アルバム類・お友達からの手紙・プレゼント・写真など)
ステップ・5 すべてのモノの住所を決める
さあ、ここまできたら、目の前には
チームごとに「選び抜かれたばた好きなモノだけ」が残っているはずです。
最後は、このモノたちの帰る場所、つまり住所を1つ残らず決めていきます。
大切なモノたちが、ゆっくり休める場所を作ってあげるイメージです。
1つでも住所不定のモノがあると、寂しさのあまり、それが仲間を呼び寄せます。つまり、「散らかりやすくなる」ということ。
せっかくお子さんが片づけたい!と思っても、戻す場所がない状態になってしまいます。なるべく、単純な戻しやすい場所に住所を決められたらいいですね。
住所をき決めるときのポイントは3つ。
①チームごとにまとめてしまう
文房具などの細々したモノは種類ごとに箱にまとめてあげると戻すのも簡単です。
②似た者同士を近くに置いてあげる
例えば、鉛筆のとなりは蛍光ペン。そのとなりは色鉛筆、その近くに消しゴム、、、といった感じです。
探すのも楽になるし、無くなった時もすぐにわかりかります。
③立てられるモノは立てて、たためるものはたたんでみる
収納力もアップするし、持っている量も一目でわかるようになります。
モノの住所を決める時も、最終的な決定権はお子さんにあるということが重要。
お母さんはこうしてみたら?と提案するぐらいにとどめておきましょう!。
まとめ
お子さんが自分から進んで片づけたくなる机にするには、そこを自分の大好きな空間にすることが必須です。
そのためには、モノを選ぶ時もしまう場所も、お子さんが自分で決めていきます。
選んだ答えをお母さんが何度も認めてあげることで、お子さんの中に自信と決断力が芽生え、どんどん自分でやりたくなっていくんです。
もしかしたら、最初からはうまくいかないかもしれません。誰でもすぐに自転車に乗れないのと同じでです。
とはいえ、一度できるようになってしまえば一生モノ。
やり方は、片づけの5ステップに沿って
これだけです。
今、持っているモノをすべて最後まで使い切ってあっげられたら、こんなに素晴らしいことはありません。
とはいえ、私たちは出会ったすべての人と親友になれないのと同じで、今持ってっいるすべてのモノを大切にすることはとても難しいのです。
ただ持っていることは、無視され続けることに似ています。大切にしていることとは違うのです。
ぜひ、この片づけを通して、役目が終わったモノは感謝して手放し、自分にとって本当に大切なモノだけを残して、それらを大切に丁寧に使う。そして感謝をこめて元の場所に戻してあげる。。。
こんなことを、お子さんと一緒に日常に組み込んでいただけたら幸いです。
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