『ときめき』がわからない人ほど、こんまり流片づけをやってほしいい理由

「ときめきますか。」

こんまり®︎流片づけで、一番有名な言葉です。

でも、この言葉を聞いて、

「ときめきって何?」

「それがわからないから、自分にはこの片づけはできないのかもしれない。」

そう感じる方は、きっと少なくないと思います。

実は、それは私も最初に感じたことでした。

「ときめきで選ぶ」と言われても、正直よくわからない。

感覚で選ぶなんて、本当に片づくのかな?

そんなふうに思っていました。

でも、こんまりさんの本には、こんな言葉も書かれています。

「持っていて幸せかどうか。」

片づけを始めた頃の私は、この言葉を頼りにモノと向き合っていました。

「これを持っていると幸せかな?」

「なんだか安心するかな?」

「そもそも好きなのかな?」

そんなふうに問いかけながら進めていたことを覚えています。

今振り返ると、それはまさに

「持っていてときめくかどうか」

と同じことでした。

そして今、片づけを終えた私は思います。

『ときめき』で選ぶからこそ、片づけはリバウンドしにくくなる。

そして、

モノを選ぶ力だけでなく、自分の心も少しずつ育っていく。

気づけば、人生そのものまで、ときめく方へ動き始めていました。

だから私は、

ときめき』がわからない人ほど、こんまり®︎流片づけをやってほしい。

そう思っています。

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子どもの頃は、みんな『ときめき』で生きていた

子どもの頃は、

嬉しいことがあれば思いきり笑って、

悲しかったら泣いて、

嫌だったら怒って、

楽しかったら夢中になって遊んでいました。

好きなものには一直線。

興味がなくなれば、あっさりやめる。

誰かに教わらなくても、自分の気持ちに素直でした。

でも、大人になるにつれて少しずつ変わっていきます。

「普通」が安心だと思うようになる

学校では、

みんなと同じように。

目立たないように。

空気を読んで。

社会に出れば、

周りに合わせること、

期待に応えること、

失敗しないこと。

そんなことが少しずつ増えていきます。

好きだったことを笑われたり、

「そんなことしても意味がないよ。」

と言われたり。

誰かの何気ない一言で、自信をなくしてしまったり。

そうしているうちに、

自分の気持ちよりも、

周りからどう見えるかを優先するようになります。

波風を立てないように。

なるべく普通に。

その方が安全で、安心だから。

それは決して悪いことではありません。

自分を守るために、必要だったこともあると思います。

でも、その時間が長く続くと、

少しずつ自分の本音が見えなくなってしまうことがあります。

何か満たされない。

何だか毎日がつまらない。

でも、その理由がわからない。

そんな気持ちになることもあるのです。

「自分らしく」と言われても、わからない

「好きなことをやろう。」

「もっと自分らしく。」

最近よく耳にする言葉です。

けれど、急にそう言われても、

何が好きなのかわからない。
何をしたいのかわからない。
本当はどんな暮らしがしたいのかも思い浮かばない。

そんな方は、とても多いと思います。

だから私は、

そんな方ほど、こんまり®︎流片づけをやってほしいのです。

片づけは、眠っていた「ときめき」を思い出す時間

こんまり®︎流片づけは、

ただ不要なモノを捨てる片づけではありません。

一つひとつのモノを手に取り、

今の自分に問いかけます。

「これは、ときめく?」

最初はわからなくても大丈夫です。

何度も繰り返しているうちに、

少しずつ心が反応し始めます。

安心する。
ほっとする。
嬉しい。
元気が出る。
見ているだけで幸せになる。

そんな小さな感覚が、少しずつ戻ってきます。

私はこの時間を、

自分の中に眠っている「ときめき」や情熱を、そっとノックして扉を開けていく時間だと思っています。

モノを通して、自分に問いかける

片づけは、モノと向き合う時間ですが、

本当は、自分と向き合う時間でもあります。

本当はどんな暮らしがしたい?

それは、なぜ?

私は何を大切に生きたい?

何をしている時間が好き?

どんな人と一緒にいたい?

そんな問いを繰り返すうちに、

少しずつ自分の輪郭が見えてきます。

「私って、こんなことが好きだったんだ。」

「本当は、こんな毎日を望んでいたんだ。」

片づけが終わる頃には、

そんなふうに、自分自身を思い出している方がたくさんいらっしゃいます。

何か満たされないと感じているなら

もし今、

理由はわからないけれど何か物足りない。

毎日が少しつまらない。

自分らしく生きたいけれど、その「自分」がわからない。

そんな気持ちがあるなら、

ぜひ一度、何かを外側に探しに行ったり、今の自分に何かをプラスしようとする前に、目の前にある自分のモノを見直してみることをおすすめします。

モノは、今までの自分の選択の積み重ねです。

だからこそ、一つひとつのモノと向き合うことで、

自分が何を大切にしてきたのか。

何を我慢してきたのか。

そして、本当は何を望んでいるのか。

少しずつ見えてきます。

そしてぜひ、

とことん捨てるモノを探す片づけではなく、

ときめくモノを残しきる、こんまり®︎流片づけを体験してみてください。

きっと、

あなたの中には、まだ眠っている「ときめき」があります。

そしてそのときめきは、

これからどんな人生を歩みたいのかを、

そっと教えてくれるはずです。

最後に

片づけは、部屋をきれいにするためだけのものではありません。

忘れていた自分を思い出し、

これからの人生を、自分らしく歩んでいくための第一歩です。

だから私は、

「ときめきがわからない。」

そう感じている人ほど、

こんまり®︎流片づけをやってほしいと思っています。

もしあの頃の私が、

「ときめきなんてわからないから、私には無理。」

そう思って、この片づけを諦めていたら…

きっと私は、自分が本当に何を大切にしたいのかもわからないまま、

毎日を何となく過ごしていたかもしれません。

もちろん、それでも人生は過ぎていきます。

でも今の私は、

あの時、勇気を出して片づけを始めて本当によかったと思っています。

自分の中に眠っていた「ときめき」を知ることができたことに、感謝しかありません。

あの頃と同じ景色を見ているはずなのに、

今は、まるで違う世界を見ているような気がします。

季節の花に目が留まること。

お気に入りのマグカップでお茶を飲む時間。

家族と笑って過ごせる何気ない一日。

そんな小さな幸せを、しみじみと感じられるようになりました。

だから私は、

この感覚を一人でも多くの方に届けたいと思っています。

「ときめき」がわからない人にこそ、

その人の中にちゃんと眠っている「ときめき」があることを伝えたい。

そして、その扉を開くお手伝いをしたい。

それが、私がこんまり®︎流片づけコンサルタントという仕事を、

おばあちゃんになっても続けていきたいと思う理由です。

焦らなくても大丈夫。

あなたの中には、

まだ気づいていないだけで、

必ず「ときめき」が眠っています。

片づけは、その小さな声に耳を澄ませる時間。

その扉を一つずつノックしていけば、

きっと、あなたらしい暮らしへの扉も、静かに開いていくはずです。

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この記事を書いた人

こんまり®流片づけシニアコンサルタント 池田やよい
3人の母。デイサービスで介護職員として働きながら、片づけコンサルタントとしても活動しています。
一人では進みにくい片づけも、片づけレッスンを通して最後まで伴走しています。
自分のときめきを頼りに自分の人生を選び、笑顔の時間を増やしていただけたら嬉しいです。

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