「こんまり®︎流片づけは、家をきれいにするためだけの片づけではありません。自分の心と向き合い、自分を大事にする練習でもあります。」
「片づけって面倒くさい。」
そう感じることはありませんか?
休みの日に時間をつくって、
モノを全部出して、
一つひとつ向き合う。
「なんで私だけこんなことしなきゃいけないの!」
そう思う日があっても、不思議ではありません。
でも私は、こんまり®︎流片づけを続けてきて思うのです。
片づけは、ただ家をきれいにする作業ではありません。
自分を大事にする練習なのだと。
自分のために時間を使うことも、自分を大事にすること

毎日忙しく過ごしていると、
家族のこと。
仕事のこと。
子どものこと。
誰かのために時間を使うことはたくさんあります。
でも、
「自分のためだけの時間」
って意外と少ないものです。
こんまり®︎流片づけでは、自分のモノと向き合います。
でも、本当に向き合っているのはモノではなく、
自分の心。
「私はどう感じる?」
「私は何が好き?」
「私は何を大切にしたい?」
「ときめく?」
そんな問いを何度も繰り返します。
忙しい毎日の中で、自分の心にゆっくり耳を澄ませる時間。
それは、とても贅沢で、大切な時間です。
まず、その時間を自分のために取ること。
それが、自分を大事にする第一歩なのだと思います。
自分の「好き」を選ぶ練習
私たちは子どもの頃から、
周りに合わせることをたくさん学んできました。
友達に合わせる。
家族に合わせる。
職場に合わせる。
母として。
妻として。
「こうあるべき。」
を優先してきた方も多いと思います。
だから、
「私はどうしたい?」
と聞かれても、
すぐには答えられないことがあります。
こんまり®︎流片づけでは、
使えるかではなく、
古いかではなく、
高かったかでもなく、
今の自分が喜ぶか。
心がときめくか。
を基準に選びます。
それは、
誰かの正解ではなく、
自分の心に正直になる練習。
自分に嘘をつかない練習です。
少しずつ、
「私はこっちが好き。」
「私はこれが心地いい。」
そんな小さな選択を積み重ねていくことで、
自分を大事にする感覚が育っていくのだと思います。
自分を大事にできるようになると、人にも優しくなれる
「自分を大事にする」と聞くと、
自分のことばかり考えるようになると思われるかもしれません。
でも、私が片づけを通して感じたのは、まったく逆でした。
片づけを始める前の私は、自分にとても厳しかったんです。
もっときれいに片づけなきゃ。
ご飯はちゃんと作らなきゃ。
仕事では100%、いや120%の力を出さなければ、お給料をいただく資格なんてない。
そんなふうに、いつも自分を追い込んでいました。
そして不思議なことに、
自分に厳しくすればするほど、
ゆっくり休んでいる人や、
マイペースで仕事をしている人を見ると、
イライラしてしまうこともありました。
「もっと頑張ればいいのに。」
そんなふうに思っていたのです。
でも、こんまり®︎流片づけを通して、
何度も何度も、
「私はどうしたい?」
「私はどちらが心地いい?」
「私はどちらがときめく?」
と、自分に問いかけるようになりました。
すると少しずつ、
「もっと頑張らなきゃ。」
ではなく、
「私はこれくらいが心地いい。」
と思える場面が増えていきました。
その感覚が自分の中で少しずつ当たり前になっていくと、
周りを見る目も変わってきたのです。
私は私。
あの人には、あの人の心地いいペースがある。
100%なのか、80%なのか。
それは私が決めることではありません。
その人が心地よく過ごせているなら、それでいい。
そんなふうに思えるようになりました。
自分を大事にできるようになると、
不思議と、人にも優しくなれる。
私はそれを、片づけを通して教えてもらいました。
片づけは、未来の自分へのプレゼント
片づけは、
「捨てる作業」ではありません。
収納のテクニックでもありません。
自分を大事にする練習でもあると思います。
忙しい毎日の中で、
つい後回しにしてしまっていた自分の気持ちを、
もう一度迎えに行く時間です。
自分のために時間を使い、
自分の心に耳を澄ませ、
自分が心地いい方を選ぶ。
その積み重ねが、
少しずつ自分を大事にできる人を育ててくれます。
そして、自分を大事にできるようになると、
その優しさは自然と家族や周りの人にも広がっていく。
だから私は、
こんまり®︎流片づけは、
家を整えるためだけのものではなく、
自分を大事にしながら、周りの人も大事にできる自分を育てる時間なのだと思っています。
片づけは、めんどくさい作業ではありません。
未来の自分へ贈る、
とてもあたたかいプレゼントなのです。
