先日、片づけコンサルタント仲間のお二人のお家を見せていただく機会がありました。
一軒は、無印でリノベした団地のお家。
もう一軒は、こだわりを持って建てられた広い注文住宅です。
広さも雰囲気も全く違う二つのお家でした。
でも見終わったあと、私の中に残った2つの感覚は同じでした。
ひとつは、どちらのお家も、とっても居心地がよかったこと。
そしてもうひとつは、私ももう一度片づけたい!というワクワク感でした。
無印でリノベした団地のお家で感じたこと
最初に伺ったのは、無印でリノベされた団地のお家でした。
決して広いお家ではありません。
ご家族で暮らす、限られた空間です。
でも玄関に入った瞬間、とても明るく、すがすがしい印象を受けました。
お部屋のトーンが白で統一されていて、圧迫感が全くありません。
そしてお家の中には、小さな工夫がたくさんありました。
ご自身で作られた棚。
暮らしをラクに楽しくするために考えぬかれた収納。
眺めが最高で、ときめきがギュギュっと詰まった手作りのベランダガーデン。
手をかけた分だけ、そして厳選されたモノだけが残っているからこそ、そこにあるモノすべてに愛おしさを感じていることが伝わってきました。
家のあちこちに、ワクワクも散りばめられていて、お話しされているときは終始笑顔。、笑いが絶えない楽しい時間でした。
限られたスペースの中でも、ご自身のときめきを何より大切にしながら整えられている暮らし。
そんな印象のお家でした。
こだわりの注文住宅で感じたこと
もう一軒のお家は、とても広い素敵な注文住宅でした。
家の中に入った瞬間、木のぬくもりがふわっと伝ってきました。
家族が笑顔で暮らしている様子が、自然と思い浮かぶような柔らかな空間。
まあるくて、やさしくて、ほんわかと温かい空気が流れている感じがしました。
印象的だったのは、ご家族それぞれのときめきを大切にされていること。
それぞれのお部屋には、その人のこだわりや好きなモノ、大切にされていことがあります。
お互いの好みを押し付けることなく、それぞれの大切なものを尊重している。
そんな空気が伝わってきました。
そしてもちろん、ご本人の好きなモノも、一つひとつ丁寧に選び抜かれていました。
どれも、ときめくモノ、役割があるモノで、すぐに使えるように大切にしまわれている。そんな印象でした。
こちらのお家もまた、モノからも人からもたくさんの愛が放たれている空間でした。
二つのお家に共通していた、ときめきを真ん中に置く暮らし
リノベ団地のお家と、広い注文住宅。
広さも作りもまったく違う二つのお家でした。
でも、どちらのお家にも共通していたことがあります。
それは、自分たちのときめきを心のど真ん中に置いていること。
お家の隅々まで紹介されているときの、キラキラしたお顔や、自信に満ちた笑顔がとても印象的でした。
広さではなく、収納の多さでもなく、『何を大切にしたいのか』が、暮らしの中心にあること。
そのときめきを中心に、一つひとつ選ばれている暮らしでした。
だからこそ、どちらのお家もとても心地よく感じたのだと思います。
暮らしを整えるヒント
うちは狭いから。
収納が少ないから。
あるいは、家が広すぎてモノが増えてしまうから。
そんなふうに思っている方もいらっしゃるかもしれません。
でも、今回の二つのお家を見せていただいて、
あらためて暮らしを整えるヒントは、広さとは別のところにあると感じました。
一つひとつのモノを、自分の中心にあるときめきで選んでいく。
そうして整えられたお家は、広さに関係なく、その家らしい輝きを増していくのだと思いました。
だから私も、もう一度片づけたいと思ったのかもしれません。
今回のお二人のお家を見て、今あるモノの中から、ときめくモノを選んでいく片づけこそが、心が満たされる暮らしにつながっていくのだと感じました。
片づけても片づけても、しっくりこなかったり、、居心地の悪さを感じているとしたら、『いらないモノ探し』を頑張っている可能性も。
『自分の心が喜ぶモノに目を向ける』を意識して、もう一度片づけてみたら、見える景色も心の中も変わっていくかもしれません。
こんまり®流片づけシニアコンサルタント
池田やよい
