便利なはずの引き出し収納。
実は「使いにくさ」の原因が、いくつも隠れています。
こんにちは。
こんまり流片づけコンサルタント池田やよいです。
引き出し収納は、空間を無駄なく活用できるうえに、重ねて使うこともできるため、収納スペースが限られているお家や棚の無い収納場所で、とても便利なアイテムです。
クローゼットや押し入れなど、さまざまな場所で活躍してくれます。
ところが、
「せっかく引き出し収納を買ったのに、なんだか使いにくい」
「気がつくと中がごちゃごちゃしてしまう」
そんなお悩みをよく耳にします。
実は、引き出し収納の中にはいくつかの落とし穴があり、使い方を間違えると、逆に収納が難しく、使いにくくなってしまう ことがあるのです。
そこで今回は、片づけのプロの視点から、引き出し収納の落とし穴と、スッキリ使いこなすためのコツをお伝えします。
引き出し収納を考える前に大切なこと|ときめく量に整える

ときめく量に整えてから使えば、
引き出し収納は片づけを続ける心強い味方になります。
今持っているものを、そのままきれいに引き出しに入れ直しても、実はあまり意味がありません。
一度ここで立ち止まって、
- 本当に今の自分にとって必要なものか
- 持っていて幸せを感じるものか
- しばらく着ていなくて、これからも着たいと思えるか
そんな視点で見直してみてください。
「もうお役目は終わったかな」
「これからも使うイメージが持てないな」
「何となく気持ちが下がるな」
そう感じるものは、ここで一度手放してみる。
そして、
持っていると気持ちが前向きになったり、まだしっかり役割のあるモノを残すことが大切です。
残す量が決まってから引き出し収納を選ぶと、無理も無駄もなく、ピッタリうまくいきます。
引き出し収納の落とし穴|よくある失敗

引き出し収納を使うときに、よくあるのが次のような状態です。
- 深すぎて、下に入ったものが取りにくくなる
- 中がごちゃごちゃして、何が入っているのか分からない
- とりあえず詰め込んでしまう
- 奥に入れたものが、いつの間にか使われなくなる
こうした状態は、引き出し収納そのものが悪いのではなく、使い方が合っていない ことが原因です。
つぎの3つに気をつけて引き出し収納を見直してみてください。
引き出し収納のコツ① 入れるものに合った深さを選ぶ

引き出し収納でとても大切なのが「深さ」です。
たとえば、靴下やTシャツなどの薄手の衣類や小物などは、10〜15cm程度の深さがあれば十分。
深すぎる引き出しを選んでしまうと、重ねて収納することになり、下に入っているモノが取り出しにくくなってしまいます。
一方で、高さがあるモノや、セーターやフリースなどボリュームのある衣類は、畳んだだけで高さが出るため、深さのある引き出しが向いています。
モノの高さや畳んで立てたときの高さに合う引き出しを選ぶ
これを意識するだけで、引き出しの中が一目で分かる収納になります。
引き出し収納のコツ② 小さいものは仕切って収納する
洋服の中でも、大きめのものは畳んでそのまま収納しても問題ありません。
ですが、靴下や下着、ハンカチなどの小さいモノ、小物類など、そもそも形が小さいモノはそのまま入れると混ざりやすくなります。
そんなときは、仕切りや箱を使って、種類別に分ける のがおすすめです。
- 靴下は靴下
- 下着は下着
- ハンカチはハンカチ
種類ごとに分けてあげることで、「戻す場所」がはっきりし、出し入れも戻すのもぐっと楽になります。
引き出し収納のコツ③ 奥行きを活かして使いやすくする

引き出し収納は、奥行きがあることで収納力が高いのが魅力です。
特に押し入れは、奥行きがある分、収納力は抜群。
ただし、その一方で、奥行きをうまく使えないと「奥のものが使われない」状態になりがちです。
そこでおすすめなのが、
手前と奥で役割を分ける収納。
- 手前:今の季節によく使うもの
- 奥:オフシーズンのもの
衣替えのタイミングで前後を入れ替えることで、奥行きを無理なく活かすことができます。
引き出し収納は、押し入れ収納の強い味方ですが、奥行きが長いときは「前後での使い分け」を意識することがポイントです。
まとめ|引き出し収納を活かせば片づけは自然と楽しく続く
引き出し収納を上手に使うためのポイントは、
- ときめくものを残してから収納を考える
- 入れるものに合った深さを選ぶ
- 小さいものは仕切って区切る
- 手前と奥を使い分ける
この流れを大切にすることで、引き出し収納はとても心強い味方になります。
引き出し収納を使うことで、お家の中の収納を100%いかすことができ、片づけも自然と楽しく続くもの に変わっていきます。
もし今まで、引き出し収納がうまくいかないっていないとしたら、やり方が間違っているからでも、センスがないからでもありません。
その人に合った「ときめく量」と「収納の形」が、
まだ見つかっていないだけ。
レッスンでは、
「何をどれだけ残すのか」
「どんな引き出し収納が合っているのか」
一緒に確認しながら、無理のない片づけを進めていきます。
「自分ひとりでは判断が難しい…」
そんなときは、片づけレッスンで一緒に確認していくこともできます。
